46xxsettings.txt 設定・記述例
AvayaのIP電話をAvaya Aura環境ではなく、Asterisk・FreePBX等のSIP環境で使うための46xxsettings.txtの設定例です。※別途SIPファームウェアの適用が必要です。
Avaya 9600シリーズに合わせた設定になっています。
日本語の情報がまったく無く困った記憶がありましたので、私の環境で使っているものを一部書き換えて掲載しました。
不足もあるかもしれませんが一応接続はできます。
#SIPサーバーのIPアドレスを入力してください。
SET SIPDOMAIN xxx.xxx.xxx.xxx
SET SIPPORT 5060
SET SIP_CONTROLLER_LIST xxx.xxx.xxx.xxx:5060;transport=tcp
SET SIPREGPROXYPOLICY alternate
SET CONFIG_SERVER_SECURE_MODE 0
#プロキシもSIPサーバーと同じIPアドレスで大丈夫です。
SET SIPPROXYSRVR xxx.xxx.xxx.xxx
SET SIPSIGNAL 1
SET ENABLE_AVAYA_ENVIRONMENT 0
SET DIALPLAN ""
SET PHNNUMOFSA 3
SET SNTPSRVR ntp.hoge.hoge
SET GMTOFFSET +9:00
SET DSTOFFSET 0
SET DISPLAY_NAME_NUMBER 1
SET SIG 2
#ファームウェアと46xxsettings.txtが置いてあるHTTPサーバーのIPアドレスを入力してください。
SET HTTPSRVR xxx.xxx.xxx.xxx
SET ENABLE_EARLY_MEDIA 1
SET RTP_PORT_LOW 10000
SET RTP_PORT_RANGE 20000
SET SIG_PORT_LOW 5060
SET SIG_PORT_RANGE 1
#時間はお好みで決めてください。
SET BAKLIGHTOFF 1
SET SCREENSAVERON 5
SET COUNTRY Japan
注意すべきポイントは、SIPサーバーやHTTPサーバーはIPアドレスでなければならないことです。9600シリーズはURLを指定しても設定できません。NTPサーバーはURLを記述しても問題ありません。
私の環境ではプロトコルをTCPにしないと接続できませんでした。一般的にはUDPを使うと思いますので、サーバー側の設定を変更してください。
記入がない設定に関してはデフォルト値が適用されます。
他の設定や細かいパラメータに関しては、Avayaのホームページから46xxsettings.txtをダウンロードしてご覧ください。
次回は、Avaya 9600シリーズをFreePBXに収容する手順を書きます。