北海道内発着の宅急便・ゆうパック　送料比較

お読みになる前に

宅配便送料は増税や輸送費・人件費などの都合で改定される可能性がありますので、最新のものを確認してください。
当ページは2021年4月現在の情報を扱っています。このサイトは個人運営ですので、万一運賃改定があったとしてもその旨を更新して記載するとは限りませんからご注意ください。また、確認はしていますが各数値が間違っている可能性も否めませんのでご注意ください。

一応、注意喚起として記載します

宅配便で信書及び現金は送ることができません！！
前者は郵便や各社の信書便、後者は銀行送金・現金書留等の利用が必要です。それ以外の手段で送ると法律に抵触する可能性があります。
加えてレターパックや郵便・宅配便で現金を送れというのはすべて詐欺です。

※内容物に関わる簡単な挨拶状・納品書や請求書などの無封の添え状は添付できます。[総務省ホームページ]

概要

北海道内から北海道内宛の荷物を送ろうと思いましたが、各社送料が異なる上、割引等々も色々とあるようなので各条件下で結局どこにすると安いのか調べてみました。ある種の備忘録です。
今回の比較対象は、ヤマト運輸の宅急便と郵便局のゆうパックです。

最終的には、持ち込み割引・スマホで送り状を作成する割引を適用した際の送料を比較します。受取先営業所割引・同一宛大量割引・大量発送割引等は適用しません。また冷蔵冷凍料金も考慮しません。

通常送料

まずは道内発着の全く割引を適用しない送料を比較しましょう。
一応、表を作ってみました。

全く割引を適用しなかった場合は、ゆうパックのほうが安いことになります。
また、ゆうパックは25Kg制限ですが、宅急便の場合サイズごとに重量制限があるようなので注意が必要です。
ただし、基本的に重量物は適切なサイズのダンボールに入れないと輸送中の破損の原因になりますから注意してください。

スマホ割引・持ち込み割引を適用した送料

ゆうパックの場合、郵便局・コンビニ・取扱所へ直接持ち込むと荷物1個につき120円の割引が適用されます。
また郵便局のアプリを利用して送り状を作成した場合、180円割引で発送されます。
この2つは同時には適用されません。したがって、180円の割引を適用して記載します。

ヤマト運輸はクロネコメンバーズであることを前提に書きます。
コンビニ・直営店・取扱店への持ち込み割引の基本は100円です。クロネコメンバーズの場合、直営店に持ち込むとさらに50円の割引が適用されます（下記のオンラインでの送り状発行が必要）。
スマホや直営店の送り状発行システムC2の利用で60円のデジタル割が適用されます。
オンライン払いや電子マネー等のキャッシュレスの支払いでキャッシュレス運賃が適用されます。またはヤマトの電子マネーの利用で10％または15％の割引が適用されます。

色々条件がありすぎて、私の頭がパンクする寸前なので一覧表にします。

上の文章からは何を適用したのかわからないので、改めて適用した割引を記載します。

ゆうパック
→ゆうパックスマホ割

宅急便
→クロネコメンバーズの持込割
→デジタル割（宅急便をスマホで送る）
→キャッシュレス運賃

各種割引を適用しましたが、この場合もゆうパックのほうが安い模様です。

ただし、ヤマト運輸の直営店に持ち込む場合、更に割引を受けられる可能性があります。支払い方法をヤマト運輸独自のプリペイド電子マネーに設定することで10または15％の割引（クロネコメンバー割）が受けられます。
先の割引に加え、クロネコメンバー割を適用した運賃が下記のとおりです。

クロネコメンバー割は1,000円単位（最低3,000円）でチャージを行うことで利用できます。
また、クロネコメンバー割BIGは10,000円単位（最低50,000円）でチャージを行うことで利用できます。

BIGのほうは大量に発送する方にはお得な方法になるのではないでしょうか。

これらの割引を適用することで、ゆうパックより料金が安くなりました。また、クロネコメンバー割BIGを利用すればゆうパックの割引運賃に比べると大幅に安く利用することができます。

結論

道内発着の場合、基本的にはゆうパックが安く、クロネコメンバー割を適用すれば宅急便のほうが安いということになります。

どちらを使うかは、正直なところ郵便局とヤマト直営店が近くにあるかどうかで変わってくるかと思います。
密度としては圧倒的に郵便局のほうが多いような気もしますが、ヤマト運輸が近所か車で行ける圏内などの場合は、さらなる割引によって宅急便をお得に利用することができます。

他都府県に送る場合はまた値段が変わってくると思いますので、適宜調べていただくようお願いします。
私は道内発着で送りたくて備忘録代わりに作っただけですので、他の場合に関しては何か機会がない限り作る予定はありません。

最後に、冒頭に記載しましたように、郵便や宅配便を利用した詐欺・犯罪行為には十分ご注意ください！！

参考ページ

基本運賃表（北海道） – 日本郵便
ゆうパック | 日本郵便
ゆうパックスマホ割 – 日本郵便
消費税の税率引き上げに伴う運賃・料金の変更について～「キャッシュレス決済運賃」の新設と「デジタル割」割引額拡大などサービス拡充～ | ヤマト運輸
宅急便運賃一覧表 北海道 | ヤマト運輸
料金・割引を調べる | ヤマト運輸
お得な割引・サービス | ヤマト運輸
クロネコメンバー割　ヤマト運輸のオリジナル電子マネーで支払う | ヤマト運輸